ブロ愚

日々徒然と妄想文

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ボツサルベージ
280がー、やっぱり煮詰まっててー、書きあがらない今日この頃。
3連休終わっちまったよ!3連休中に上げたかったんだけどなー……。
という訳でボツサルベージでお茶を濁します。
思った以上に会話が膨らまなくて途中で投げたブツ切りもの。推敲も中途半端。
それでもよろしければ続きから。





テーマ:星占い



「ね、これなに?」
 今まで大人しく雑誌を見ていた影時が唐突に訊ねてくる。指差された先を見れば、“今月の運勢”の文字。
「何って……いわゆる星占いだろ」
 こいつ何読んでるかと思えばファッション誌かよ。岳羽のだろうか。男が読んで面白いもんなのか?
「占い……は知ってる、けど、星?」
 目をぱちくりさせながら首を傾げる。
 こういうモンは女のが詳しいだろうと持ち主の姿を探すと、テーブルを囲んで……なんだ、トランプか何かか?をしている。
「何してんだあいつら」
「ばばぬき」
 トランプに興じているのは岳羽、伊織、山岸、アイギスの4人。ババ抜きにしてはやけに緊張というか、緊迫している気がする。金でも賭けてんのか。
「アイギスがすごく強いんだって」
「アイギス?」
「なんかこう……脈拍の乱れ?とか感知しちゃうからって。それで対抗馬として風花ちゃん入れてリベンジ中」
「……それ、どっちにしろ伊織と岳羽は勝てねぇんじゃねえか?」
「俺もそう思う」
 こくり、と頷いた後こっちに向き直り「で、星占いってなに」と続きを要求してくる。面倒だから気を反らしたかったんだが失敗したようだ。
「岳羽か山岸に聞いてこい」
「えー、今行ったら絶対にらまれるよ」
「後にすりゃいいだろ」
「今知りたい」
「ワガママな奴だな……」
 呆れて溜め息混じりにそう言うと、頬を膨らませて露骨に不満の表情になる。
「っていうか、俺は先輩から聞きたいんですー」
「何でだよ」
 意味が解らねえ。
「んー、先輩のー、先輩のー……話が聞きたい?」
「首を傾げるな」
 全く……。
「だから、星占いっつーのはアレだ、誕生日を12の星座に振り分けて占うとかそういう……ほら」
 ちょうど目についた乙女座のところを指で叩いて示す。8/23~9/24と書いてある。
「アキは乙女座」
「ぶっ」
 おー、うけてるうけてる。口押さえてるが肩がぶるぶる震えていたので丸分かりだった。
「下まつげだから!?」
「意味が解らねえ」
 一通り笑って満足したのか、楽しげに誌面をなぞる。鼻歌でも歌い出しそうだ。
「先輩は8月11日だから……しし座?」
 影時の目がぱっと輝く。
「ぽい!」
「そうか?」
 まあ、乙女座よかはよっぽど合ってるだろうが。
「健康運星2つー、恋愛運星4つー、勉強運星3つ。これって良いの?」
「さあ……普通じゃねえの」
 フツー、と口だけ動かして復唱しながら、目は下へ動く。
「大切なものを無くしそうな予感」
 ……。
「……」
「……」
「……だって」
「……そうか」
 予感、と言われてもそうか、としか言いようが無いんだが。


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