ブロ愚

日々徒然と妄想文

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4話うpるまでの繋ぎに
女性向けっぽい表現ないので隠さないでそのまま
携帯でちみちみ打ってたはいいものの短いし多分続き書かないのでここで供養



きおくそぉしつ


 ぼくの名前は「大空青」というらしい。
 はじめて聞いた時(本当ははじめてじゃないらしいんだけど)「青い空」でも「空の青」でもなくてただ空と青ってならんだ文字をつまんないなって思った。
 でもかん字がカンタンで、ちょっとだけたすかった。ぼくはもういちどじぶんの名前をおぼえなきゃいけなかったから。
 ぼくは「記おくそう失」というやつで、なんか事こにあってお父さんとお母さんをなくしたショックでそうなっちゃったらしい。ぼくの親せきって人たちはぼくをカワイソウカワイソウっていうけど、ぼくはホントになーんにもおぼえてないから、かなしいって気もちもないのに、なんでカワイソウなのかわかんない。
 お父さんとお母さんがいないってことよりも、まい日みるコワイゆめのほうが、よっぽどぼくをいやな気もちにさせるのに。

「それも事故の後遺症だろうね」
 先生がメガネをなかゆびでおし上げながらいった。
「ゆめが?」
「夢というものは人間の深層心理を表すものでね、恐らくは事故そのものや両親を喪ったことに対する君の恐怖心が夢という形で現れているんだろう」
 先生のいうことはむずかしくて、いつもよくわかんない。
 ちょっとだけムッとして、しんさつしつのイスにすわったまま、ぼくは足をパタパタゆらす。
「でもー、ゆめの中に車なんて でてこないよ」
「おや、夢の内容を覚えているのかい」
「あのね、黒くておっきいモヤモヤが、ぼくのことパクって食べちゃうんだ」
 ほかにももっとあるけど、きょう見たゆめはそれだった。
「……それは、この間の棺桶の話と同じかな?」
「ちがうよー。あれは、ぼく ちゃんと おきてたもん」
 このまえ、よなかにトイレにおきたら、びょういん中がおかしなことになってたのだ。びょういんの中に黒いカンオケがたってたり、血みたいな水たまりがあったり、空の色もなんだかヘンで、すごくこわかった。けっきょくトイレにいけなくて、おねしょしちゃって、かんごふさんにおこられた。かんごふさんもすっごくこわかった。
 そのことを はなしても、この先生いがいは だれも しんじてくれなかった。かんごふさんとかほかの先生は「せいしんびょう」がどうとか むずかしいことをはなしてた。



事故直後、青が完全に記憶喪失だったときの話。
青の「どうでもいい」のスタンスは親戚を盥回しにされるうち身についたもので
事故直後は逆に普通の子だったという。
この後、影時間中に幼少荒真ペアと病院内で遭遇したり
記憶が戻って「うわぁぁぁん」ってなる話をかくつもりでした

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